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政治危機を楽しもう!=〃新流行語辞典〃をご紹介

7月6日(水)

 【ヴェージャ誌一九一一号】政治危機に関する新流行語が、かまびすしい。
【アジチーボ】公共工事契約の補填。双方が満足する価値修正を行う意味。
【アプラール トーダス アス デヌンシアス】現政権に限らず前政権にも捜査の手が及ぶが、結局はウヤムヤにするという意味。
【アセソリア、プレスタール】不意に不正解明を行う。郵便局職員マリーニョ氏が使途不明資金を着服する現場を撮影したようなことをいう。
【バーゼ アリアーダ】同じ泥舟に便乗すること。
【ブリンダール】無関係の大物を不正行為に巻き込む。装甲車のように急所を攻撃されなければ助かる。
【ブラバッタ】ウソで塗り固める遠まわしな表現。スネに傷のある者が、尋問を逃れるためノラリクラリとすり抜けることをいう。
【カッタール セ】一時預り金。すったもんだするうちに、自分のものになる。
【シャビズモ、シャビスタ】野党からの防御法と攻撃法のすべて。
【コフレ、コフリーニョ、コフロン】帳簿上の金庫、不正資金の金庫、裏金金庫。
【コンスピラッソン ダス エリッチス】四方八方からザクザク金が入る党幹部にとって不快なこと。
【デヌンシア バジーア】自党または自派への告発。
【エンバリガール】問題の役職に就任し、ほとぼりが冷めたら暴露する。
【エスプルゴ、エビタール】告発後も図々しくい座り、誰も弁護せず離任を余儀なくされたら敵に回る。
【ゴルピズモ、ゴルピスタ、ゴルピ ブランコ】PTまたは党員への告発。
【ゴベルノ ポプラール】国民の支持を失ったこと。
【インピーチメント】セックスと同じ。誰もヨダレは出すが、口には出さない。
【インテリゲンツィア ペチスタ】二種類ある。黙して語らない本当の知識人と、相変わらずバカ丸出しでしゃべりまくる教授ら。
【ロビー】以前は議員に媚びを売る連中だった。今は政府高官の内職で、汚職の計画立案をする意味。
【マーラ】不正資金が入ったトランクと担ぎ屋。
【マッタール ノ ペイト】連立与党のウソ協定。
【メンサロン】ストレスの最大原因。約束は一括払いだが、払うのはチビチビ。
【メンチーラ】録音し約束を破ったらテレビで放映すると脅しても、口約束を知らないと反故にすること。
【モンブラン】フタをするとき、インクが飛び散る。
【モビメントス ソシアイス】社会フォーラムに出席し政治批判をするヒマ人。都合が悪いときは、黙る。
【オペラール】不正行為と違法取引の指揮を執る者やボスることを意味する。
【レフォルマ ポリチカ】政治危機を沈静すること。
【パトリモーニオ エチコ】パトリモーニオは分かるが、エチコはとぼけること。
【プラニッセ プラナルト】日陰者たちの凱旋。
【プブリシダーデ】公金の横領手段。
【スブリマール】議員権を剥奪されても、裏切った同志へ復讐し葬ること。
【ウーニャ エンクラバード】裏金工作で国会審議を可決させること。
【ボッサ エッセレンシア】政治危機で混乱しているとき、鎮静剤として使う言葉。