バッテパッポ

7月1日(金)

 青空駐車の有料駐車券(カルトン・ゾナ・アズル)の一枚売り、いわゆるバラ売りが公式料金の一・八〇レアルより高く売られていることが判明、交通局は取締りに乗り出した。料金は二・〇〇レアルから三・〇〇レアルと法外で、都心部ではほとんど三・〇〇レアルとなっている。十枚分の一冊は十八レアルで公式通りだが、短時間駐車するだけという車の所有者の足許を見た悪徳商法だ。交通局では違反を見つけ次第、販売許可を剥奪する意向だ。
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 世界保健機関(WHO)の発表によると、世界で最も大気汚染がひどいのはメキシコ・シティで、次いで順に北京、カイロ(エジプト)、ジャカルタ(インドネシア)、ロサンゼルス(米)、サンパウロ、モスクワ(ロシア)となっている。メキシコは世界で最も中古車が多く、サンパウロは車の台数が急増したことで、いずれも排気ガスが原因だという。いっぽうで空気がきれいな都市ランキングでは一位がカルガリー(カナダ)、二位がホノルル(米)、三位にヘルシンキ(フィンランド)と勝山(日本)が並び、以下順にオタワ(カナダ)、ミネアポリス(米)、モントリオール(カナダ)、アトランタ(米)、ボストン(米)、バンクーバー(カナダ)と北米圏内が圧倒的に多い。
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 学校の休暇とともに、冬のシーズンが到来し、カンポス・ド・ジョルドン市では四十万人以上の観光客が予想されている。ブラジルの軽井沢と呼ばれる同市では、凍りつき澄みきった空気のもと、連日氷点下の気候が続き、十分に冬を楽しめる。ホットワインや温かい料理が何とも「言えねー」。ショッピングや鯉などの魚釣りに加え、カンポス鉄道に乗車しての散策がお進めだという。十九キロの区間で山脈や渓谷の美観を満喫できる。終点のサント・アントニオ・ド・ピニャル駅では土産品と、はっぴを着た日系のおばさんが大粒の松の実(ピニョン)を一袋五レアルで売っている。同地では地酒ビールのバデン・バデンが試飲でき工場見学も可能となっている。