6月21日(火)
全国県議会元渉外部長の野村稔氏=鎌倉市在住=がこのほど、サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)に二十万円を寄付した。今年が十九回目。毎年忘れずに送金してくれる好意に、関係者は感謝している。
同氏の協力が始まったのは、八八年。竹中正氏、原沢和夫氏、和井武一氏らが日伯友好病院建設の資金協力を日本政府などに要請するために訪日した。援協が日系人の福祉のために活動していることに、野村氏が心を打たれたという。以後、六月ごろに寄付をするのが、習慣になった。
援協事務局は「十九年続けて日本から、金銭を贈ってくれる人は、そんなにいない」と喜んでいる。