6月14日(火)
俳誌『親睦』六月号が発行された。扉「一句集」から「十三夜そっと思案の顔照らす」(陽子)、「佳きことのはずみに買いぬさくらんぼ」(まさかず)、「選句と感想」から一句「妙齢の唇に吸わるさくらんぼ」(竜尾)、ほか。
『イッペ』七月号(第三百三十七号)が発行された。共鳴句六月号・同人作品から瀬尾天村抽「茗荷汁吹きふき健忘かこちをり」(春江)、同人作品七月分から「今一度吾も咲きたし帰り花」(フランコ・ダ・ロッシャ、斎藤)、「木ブドー熟れ空家の庭も賑はえる」(マリリア、小原みつ子)、ほか。
『火焔樹』六月号が発行された。扉の一句「ホトトギス一千三百号虚子忌」(要一郎)、「ブラジル俳句」木村要一郎「大地・永住」(5)一九七九年分から一句「父母の拓きし街に夜学かな」、雑詠(要一郎選)から一句「草原の雲の動かず時雨けり」(鈴木伊助)、ほか。