6月3日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】二十三日から二十四日にかけてサンパウロ市を襲った集中豪雨で浸水の被害を受けたサンパウロ州食糧配給センター(CEAGESP)では、二十五日と二十六日を臨時休業として清掃を行った。水につかった果物や野菜二千トンが廃棄処分となり、損害は八〇〇万レアルに上った。
市衛生局の命令もあるが、業者が自主的に行ったもの。とくに西瓜やマンゴーがほとんど流されて、倉庫が空っぽになった業者も見られた。営業が再開された二十七日は損害を取り戻すため、商いは通常より活気を帯びた。今の所値上げされていないが、今後野菜で三〇%、果物で一〇%の値上げになると予想されている。