6月2日(木)
田中康夫・長野県知事が現代ネットに五月二十六日付けで、愛知万博についてコラムを書いた。いわく「ブラジルからの居住者が日本で最も多い地域で開催される『国際』博覧会のホームページに、英語、中国語、韓国語、フランス語に加えてスペイン語のサイトもあるのに、どうしてポルトガル語が用意されていないのかな。なあんて記すと、当事者の一人の県知事が批判するな、又しても怒られちゃうのかな。いやはや」。昨年十一月に長野県人会創立四十五周年などのために来伯した田中知事。現地を体験しているだけあり、最多のデカセギを抱える隣県をチクリ。
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カラオケ人気、相変わらず。同好会は全国で二百を数えるとも言われ、老若男女問わず、カラオケ教室へ通って「人よりうまく」と練習をしている。練習の成果を披露するカラオケ大会は、朝早くから遅くまで行われるが、「自分の歌うときだけ行くんだよ、歌うのが楽しいんだもの」という参加者も多い。参加しない人がひねもすじっと聴いているらしい。
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援協は寄贈を受けるなどして、不動産をいくつか所有している。その一つ(サウーデ区)を改装の上、今年中に自閉症を支援するグループに無料開放していく予定。援協は独居老人を対象に、デイ・ケアーをリベルダーデ区内で行っている。今後、充実化していきたいところ。子供と高齢者の交流の場をつくることで、相乗効果を狙いたいそう。