5月21日(土)
淡水魚トライーラの唐揚げ物料理で勝負するレストラン「ランショ・ド・レストラン」(本店・モジ市)のサンパウロ市内初のチェーン店が二十一日、ヴィラ・マリアーナ区にオープンする。小骨を完全に抜き取り企業秘密のスパイスで味を整えた魚を、百二十リットルのたっぷりオイルでからっと揚げる。
「熱々を手で食べる。シコシコ歯ごたえのある肉が最高ですよ」と、オーナーの坂口功治さんは語る。
本店は十五年前に創業。週末は四百席が一般に埋まるほどの人気だ。「サンパウロから通う客もいる。私もそのほれたの一人です。とりこになって、チェーン店の開業を思い立った」
白身で独特の味がするというトライーラは四十~六十センチ。おおぶりのものなら四、五人のお腹を十分満足させるそう。タルタルソースやレモンを絞っていただく。「冷たいビールとの相性は、抜群です」
ほかにも、パクーのコステラ、カエルの唐揚げなどがある。日系人にはうれしい、おにぎりも提供する。
マシャド・デ・アシス街556。電話11・5571・3051。月曜日から土曜日(正午~午後三時、午後六時~同十一時)は通常営業。日曜日は午前十一時三十分~午後三時。