5月21日(土)
社会復帰センター、やすらぎホーム(グアルーリョス市)の近くで、このほど殺人事件が相次いで発生した。現場が職員の通勤路だったため、関係者に不安が広がっている。小野活人ホーム長によると、麻薬取引が原因。警察によるパトロールが、強化されている。麻薬密売人が、同ホームの敷地内に逃げ込んでくる恐れがあるらしい。防犯のため、コンクリート塀を造成したいところだが……。
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援協リッファの販売が、近くスタートする見込みだ。今年、三等の自動車(シボレー車)が姿を消した。豪華賞品を揃えて一般の心理を掴むため、毎年、担当役員が奔走している。昨年、本部で足が出たとか。ほかの福祉団体がリッファの販売に苦労している中、援協はほぼ百%の売上を誇り、約二十五万レアルの収入が入ってくる。内情は結構、苦しいらしい。
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老人ホームへのボランティア(無料奉仕)にはどんなものがあるのか。マリンガの和順ホームは、〇五年度報告書のなかで次のことをしてもらったと公表している。食事つくり、散髪、整体・マッサージ、会報校正、庭整備、翻訳、墓参り、機械類(芝刈機、電気製品、時計、冷蔵庫)修理、メガネ無料配布。食事つくりは州内各地の婦人会・婦人部がホームを訪問、団体で実行したケースが多い。
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ルーラ大統領訪日直前に、日本で写真まで公開されて指名手配された日系兄弟。わざわざ警察官から拳銃を奪うとは、通常では考えられない犯罪だ。「この大事な時に、日系人の風上にも置けん。大統領が日本に着く前に自首して詫びを入れろ」との声も。日伯友好ムードを促進すべきこの機会に、日系人の凶悪犯罪を嘆くとは、なんの因果か。解決に結びつきそうな情報のある方は編集部(11・3208・3977)まで一報を。