「羽黒高校野球部効果」といったらいいか、パラナから日本大学佐野高校(栃木県)へ、二人の高校生が、七日、三年間の留学に旅立った。ウイルソン・ヴィアナ君(16、ロンドリーナ)がその一人。イビウーナの野球学校生であった。
同選手は、幼少年、少年、準青年クラスのブラジル代表の投手、外野手として活躍。今後日本では、高校、大学チームで甲子園、大学の地域リーグ、さらに国体などに出場できるチャンスがある。留学外国人にも道が開かれているからだ。そして、素質が余るほどあり、本人が希望すれば、プロにも…。
今回、留学をすすめた日本側関係者は、プロ入りは選ばれた人だけ、と述べた。「日本で磨いた技量をブラジル野球界のレベルアップに役立ててもらえれば、さらに五輪ブラジル代表として真価を発揮してくれれば」と。(神)
05/5/21