5月20日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】コスタ保健相は十五日、スイスのジュネーブで開かれる世界保健機関(WTO)の総会に出席する前に記者会見し、WTOがタバコに続いて、今度はアルコール飲料の規制をテーマとして取り上げるだろうとの見方を示した。今回の総会で規制のノロシが上がると同相はみている。
同相は、アルコール飲料の飲み過ぎにより世界人口の四%が健康を害しており、百八十万人に相当する三・二%の人が死亡していると指摘している。このためアルコール飲料の販売店の規制、青少年への販売禁止、税金の増額などの法律を制定する意向を示した。