5月19日(木)
トヨタ通商(林ヒロヤ社長)は十三日午後七時から、モジ市中心街に新しくオープンした同社支店(ヴォルンタリオ・フェルナンド・ピニェイロ・フランコ五四四)のイナグラソンを行った。トヨタ通商の初の支店となる。
千五百平方米の敷地内には、ショールーム、メンテナンスなどを行う修理工場も併設。アルゼンチン工場で生産されている新型ハイラックスなども取り扱う。
トヨタ・メルコスールのルイス・アンドラーデ副社長、冨澤英一総合コーディネーター、安部順二モジ市長ら、約三百人の関係者が出席、同地での開店を祝った。
式典で安部市長は、「日系人が多くいるモジ市にトヨタという大企業を迎えるのは大きな喜び」とあいさつ。
林社長は「モジ市で支店を開店できたのは光栄。これからよろしくお願いしたい」とポ語で簡単なスピーチを行い、ブラジルトヨタ本社から寄贈されたダルマに片目を入れた。
鏡割りが行われた後、太鼓のデモンストレーションも行われ、カクテルパーティーは喜びの声に包まれていた。