5月6日(金)
【既報関連】優れた福祉五十団体を選ぶ「ベン・エフィシエンテ(Bem Eficiente)」の授賞式が三日午後七時三十分から、サーラ・サンパウロであった。日系で唯一「希望の家福祉協会」(木多喜八郎理事長)が表彰された。
最新設備を誇る劇場には、ドレスなどで着飾った女性などが多く訪れ、華やかな雰囲気を演出した。
プレミオの創立者ステフフェン・カニツ氏(カニツ・エ・アソシアードス)が「アコール産業など民間四社のイニシアチブで、福祉団体をブラジル社会に周知する機会を持てる。今年は、九年目を数えた」などとあいさつ。
アウキミン州知事夫人などが記念プラッカを各団体の代表者に、渡した。同夫人は「皆さんは仕事や透明性などの面での実績を評価された。福祉の精神で、ブラジル社会を改善するために活躍してほしい」と励ましていた。
希望の家はこれまで四回応募して、今年初めての受賞。「ベン・エフィシエント」で表彰されることを大きな目標に、入所者の増加や広報活動などに努力してきた。木多理事長は「事業内容が皆に認めてもらえて幸せ」と喜んだ。
希望の家のほか、バウルー(SP)やブルスケ(SC)などのアパエやソシエダーデ・ベネフィシエンテ・アレマン、ブラジル・パーキンソン協会などが選ばれた。