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東西南北

5月4日(水)

 新たに就任した米通商代表部のロバート・ポートマン代表は、パリでアモリン外相とドーハ・ラウンドや米州自由貿易圏(FTAA)についてざっくばらんに会談を行い、暗礁に乗り上げていたFTAA交渉は再開の見通しとなった。アモリン・ポートマン会談はFTAAの準備会議であり、農産物問題が中心議題になることには変わりがない。ここを外すと全体がおかしくなると外相はいう。
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 米系投資会社のテキサス・パシフィックが二日、ヴァリグ航空の買収検討に入った。同社は九十日間の予定で、同航空会社の資産状態の監査を行うと発表。同社の代表が四月末にブラジリアで、ヴァリグ航空のマルチンス社長とアレンカール国防相と会合を持った。同社はボロ会社を購入し、再建後に売却することで世界的に知られている。
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 農地改革の促進を訴え、農地占拠運動(MST)のメンバー約一万二千人が二日朝、ゴイアニア市を出発し、二〇〇キロ先のブラジリアへ向かって行進を始めた。十七日には到着し、大統領に要請書を渡す予定。同日、バイーア州ではMSTの四百五十家族が農場三カ所に侵入した。
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 サンパウロ市南部パライゾーポリス区で二日未明、生後七カ月の自分の娘を自宅の窓から投げ捨てたアゴスチーニョ容疑者(36)が殺人未遂の容疑で逮捕された。乳児はあごと左眼にケガ。事件当時容疑者は酩酊状態で夫婦ゲンカの最中だった。
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 リオ市北部の公立病院の前で二日朝、診察を待っていた女性(55)が死亡した。午前四時半ごろ病院に着いた同女性は容態が急変、すぐ救急車が呼ばれたが、それが六時半に到着した時はすでに死亡していた。救急隊員らは六時に通報を受け、十分で到着したと主張している。