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MSTリーダー5人を逮捕=公共物破壊などの疑いで=アラゴアス州

4月28日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】アラゴアス州連警はマセイオー市で二十六日、農地占拠運動(MST)のリーダー五人を公共物破壊などの疑いで逮捕した。五人は今年三月、マセイオー市の農業協力改革院(Incra)と配給局の倉庫に侵入したMSTグループを指揮。不法侵入、破壊、持ち出しに加え、連警のパトカーを焼き打ちした罪に問われる。有罪になると五年から十八年の刑となる。弁護側は無罪を主張する構えを見せており、保釈を申請した。
 いっぽうでサンパウロ州プレジデンテ・ベンセスラウ地裁は二十五日、農場を不法占拠し、暴力行為を働いて逮捕された農地占拠農民運動(MAST)のリーダー六人に対し、禁固十三年の判決を下した。不法占拠は昨年五月、ポンタル・ド・パラナパネーマの農場で行われ、たまたまテレビ局が武装して不法占拠する現場を撮影していたのが証拠となった。