捨てる神あれば、拾う神ある。グティエレス・エクアドル前大統領が国会で解任され、ブラジルに亡命してきた。ニュースを見ながら、そんな言葉が頭をよぎった。
政権基盤強化のため、同前大統領は昨年末に最高裁判所の判事を大幅に入れ替え、国民から大反発を買っていた。受け入れ国があったのは、幸いなことなのだろう。
人事と言えば、援協でこのほど専門委員会の構成員が決まった。和井武一名誉会長は同会会長を続けるが、委員の顔ぶれは結構変わったようだ。
コロニア内外から多大な寄付を集めてつくった病院だけに、責任を持って運営をしたい。そんな意思の現れなのかもしれない。
「改革」を標榜する人も一人や二人でなさそう。〃補色〃の効果を十分に引き出したい。(古)
05/4/28