東西南北

4月21日（木）

　ブラジリアで五月十日に南米諸国とアラブ諸国の首脳会議が開催される。米政府は会議の趣旨に神経を尖らせ、オブザーバーを送ると伝えてきた。会議の独走をけん制しようとする米国の意図にアモリン外相は狼狽、会議は親善目的であって戦略会議ではないと述べた。同首脳会議の準備部会が十九日に行われ、会議の意義と今後の方針について討議された。公選制度と憲政が確立されていない国々が、アラブ諸国には多い。
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　警備員としてイラクへ赴いたサンパウロ市出身のルイス・Ａ・ブランコさんが十六日、武装勢力の襲撃で火傷と骨折を負った。本人は病院で治療を受け生命に別条はないという。外務省はイラクで就労するブラジル人の実態について詳細を発表しておらず、イラク就労を募集した企業名も公表されていない。イラクにはブラジルの在外公館がないため、同人はヨルダンへ搬送され、本格的に治療を受ける。
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　サンパウロ州モンテ・アウト市で十九日、愛人の妻（６９）と娘（２５）を殺害した疑いで、ジャンジーラ・Ｍ・ロドリゲス容疑者（４４）が逮捕された。同容疑者は一月二十四日、愛人の遺産十万レアルをめぐって妻と娘と口論となり、金槌で撲殺。愛人関係は三十年間続き、容疑者には子どもが二人いたという。現場の床の血に残された靴の商標が証拠となった。
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　チラデンテスの日（二十一日）のサンパウロ市の公共サービス等の営業は次の通り。［サービス］▼銀行＝休業▼郵便局＝休業▼ガソリンスタンド＝営業。［買い物］▼ショッピングセンター＝一部休業▼スーパー＝営業▼朝市＝営業▼市立市場＝営業▼市のサコロン＝営業。［保健］▼病院、救急病院＝プラントン▼保健所＝休業。［交通］▼メトロ＝五〇％運行▼バス＝五〇％運行▼電車＝減便。二十二日は保健所が休業、ロジージオはなし。