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■ひとマチ点描■コンニチワ

4月9日(土)

 ジャカレイ市のコチア農業学校で実施されている「南米農業後継者研修」にボリビアから参加しているスルマン・ロペス・ケイロスさん(22)=写真。
 6歳から18歳までの12年間、サンタ・クルスのオキナワ移住地で育った。多くの日系人が通うサンフランシスコ・ザビエル校を卒業。あいさつ程度の日本語なら問題なし。日系人への理解も深い。
 コチア農業学校ではリーダーシップを発揮し、同期を引っ張る姿が目立つ。親元を離れ女子寮で生活していたザビエル校での経験が生きているようだ。
 メロン栽培や地鶏の世話を担当。「毎日が楽しい」と、セリョリータは話す。コチア農業学校には第6期生として参加。卒業式が開かれる12月まで農業実習を積む。     (渡)