バッテパッポ

4月8日(金)

 サンパウロ州リベイロン・プレット地方ベベドウロ市の農村地帯で三十日夜、地震を思わせる大きな揺れが四回もあり、住民はパニックに陥った。住民は教会の集会場に避難し、まんじりとせずに一夜を明かした。サンパウロ大学地質学部は、この一帯で昨年初めから揺れが感じられることから、地震観測計を設置していた。今回の揺れはマグニチュード(M)二・九が観測されたという。
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 セーラ市長は身体障害者擁護局を新設することを決め、四日付サンパウロ市官報(ジアリオ・オフィシアル)で公表した。身障者や車椅子生活者の生活改善、職場進出などの社会的地位向上を支援する。初代局長は心理学者のガブリリ女史。同女史は九四年の交通事故で車椅子生活を強いられてから、身障者保護のNGO団体を創り活動してきた。
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 犯罪で子供を使用したり、未成年者を巻き込んだ場合、犯罪の性格にかかわらず四年から十五年の刑が加算されることが上院で可決された。さらに犯罪に加わった子供が負傷を負った際には三分の一が加算され、死亡したら量刑は倍になる。青少年犯罪防止の一環で、犯罪組織の締め付けを狙ったもの。
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 中国のブラジルへの本格的進出プランが動き出した。先に法令化された官民合同計画(PPPs)に基づき中国側がマラニョン州とトカンチンス州六百八十五キロを結ぶ通称「北南鉄道」の敷設を正式に申し入れてきた。国土開発省は具体検討に入った。同鉄道が実現すると、トカンチンス州および周辺の農作物、とくに大豆輸送が画期的に改善される。