先日、ある知人に連れられ、リベルダーデのある日本食店へ。「料理人が変わったから試してみて」とオーナーに言われたとのこと。注文を取りに来たおばちゃんも「今までいなかった一世の料理人ですよ」と自慢気。
テンプラうどんと河童巻きを頼む。注文してから、出てくるまでが遅いと評判のこのレストラン。ビールを一杯飲み干した頃、巻物登場。
「おっ、早いな」と感心顔の知人。即、落胆。見事にすべてが腹切り状態。キュウリが落ちないよう気をつけてつまむ。
食べ終わった頃、うどんが運ばれてくる。湯気が立っていない。嫌な予感。やはり、ぬるい。料理人は絶対、日本人ではないと確信する。
何故なのか。リベルダーデでの食の挑戦はいつも負け戦だ。まあ、向こうが巻けていないだけともいえるが。 (剛)
05/3/18