3月5日(土)
ブラジル修養団(桜井仁会長)は一月から二月にかけ、サンパウロ、パラナ両州で少年少女講習会と教育講演会を開催した。日本の修養団が創立百周年を迎えるにあたり企画された。
講習会があったのはモジ・ダス・クルーゼス、スザノ、マウア・デ・セーラ、アサイ、マリンガ。教育講演会はサンパウロ、サントアマーロ、プロミッソン、アラサトゥーバ、アリアンサなどであった。
坂本大生(もとたか)教育事業部総括部長が来伯し、各地で講師を務めた。
坂本部長は講習会で、勉強するときの心構えについて重点的に説いた。「見る気になってみる、聞く気になって聞く、やる気になってやることが大切」と、子供たちに語りかけた。
講演会では「百年の大計」と題して講演。「立派な国、社会を形成するためには百年先のことを考えなければならない」と強調した。
両会の参加者は千二百人にのぼったという。
また、報告に来社した蓮沼勝子さんによると、百周年記念式典は今年十一月十三日東京で開催される。
蓮沼さんは「天皇皇后両陛下がご出席される予定。ブラジルからも慶祝団が訪日します」と話した。