3月3日(木)
セアラ州地裁のペドロ・B・アラウージョ判事は二十七日夜、ソブラル市のスーパーで警備員ジョゼ・コエーリョさん(32)を射殺した。警備員は就職して三日目だった。閉店後現れた判事の入店を禁じたため、判事は激昂したとみられる。同州法務局は同判事を更迭、逮捕状を発行した。スーパーの監視カメラが録画した映像では、犯行を後悔し号泣している。同判事は辞表を提出した。
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サンパウロ市パウリスタ大通りに監視カメラ二十五台が六十日以内に設置される。将来的にはロンドン並みの監視網を構築するらしい。各カメラは半径六百メートルを常時撮影。予備回線があり、証拠隠滅のためカメラが壊されても問題ないという。犯罪防止だけでなく、交通渋滞や露店商、ゴミの放置、公共サービスの状況などの調査も目的としている。
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二〇〇二年六月三十日にブラジル人を歓喜の渦に巻き込んだ物を警察が取り戻した―。リオ州デデュッケ・デ・カシーアス市で一日、サッカーワールドカップ決勝戦(対ドイツ戦)で使われたボール、ブラジル代表選手全員のサインが入ったシャツ、シューズなどが二十八歳の青年の家で発見された。これらはすべて先月十七日にロナウド選手の父親の家から盗まれたもの。青年は姉からもらったと供述。
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五日以降二レアルに値上げされるサンパウロ市内バス運賃だが、二月二十八日までにビリェッテ・ウニコに登録されたクレジット(運賃)は、値上げ後もそれがなくなるまで無期限で使用できる。一日から四日までに登録されたクレジットは三十日間有効となった。ただし、起算日が登録日か五日かは未定。最高百レアルまで登録可能。