2月18日(金)
【既報関連】次期文協会長選に上原幸啓現会長が出馬表明(本紙十六日付け既報)したことが波紋を呼んでいる。
サンタクルース病院の横田パウロ理事長はニッケイ新聞にEメールで「対抗シャッパを作るかどうか検討中」とのコメントを寄せた。横田理事長のコメントは次の通り。
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現在、代替案を持つような文協会員に声をかけて、対抗シャッパを組めるかどうか検討中だ。
文協をさらに開かれた存在にし、ダイナミックかつ改革的で、他日系団体との関係を緊密にし、文化活動を活発化させるような志を持つ人たちによってシャッパは構成されるだろう。
選挙にあたって、お互いの考えやプログラムを積極的に公開しあい、より民主的に会員が選べるようにすれば、選ばれたものは最大限に会員の意図を反映したものになる。
上原会長の再選出馬表明は、民主的な論戦の好機を与えてくれた。対抗シャッパが出ることで議論がより豊かになり、会員各人が温めている期待に添ったプログラムが選挙キャンペーンの中で語られるだろう。
その意味で、現在の文協の活動への代替案や提案を持つ人を召集し、どのような貢献ができるかに応じてシャッパの中に組み込んでいくことになる。
個人的に文協会長職を熱望している訳ではないが、日伯関係や日系社会に利益あるような文協民主化を促進する、新しいシャッパ構成に貢献する準備はできている。