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東西南北

2月16日(水)

 タム航空とヴァリグ航空は十四日、〇三年から検討していた両社の業務提携を断念する旨、経済防衛行政審議会(Cade)へ通知した。提携の解消手続きは〇五年上半期中に終えたいと両社は考えている。提携が解消されると赤字路線の便数が減少し、シーズンを迎える七、八月の航空券購入者が心配するので、両社はトラブル阻止に配慮する。両社とも今年中に航空機は新たに購入しないとしている。
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 ドル通貨が、二・六〇レアルの壁を切った。カントリー・リスクも〇・二五%下がり、四〇二ポイントへ。中央銀行は、二・五八四レアルでドルを購入。ドルが少しでも盛り返すと、直ちに売りが殺到するので底値は見当が付かないという。先物市場でもドルは全て値下がりの見通し。中銀通貨政策委員会は、金融市場が強気でインフレからは目を離せないとし、金融の引き締めを継続すると述べた。
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 十一日に大サンパウロ市圏ジャンジーラ市で三人組の男に拉致され、オザスコ市の隠れ家に監禁されていた十五歳の少年が十二日朝、窓から飛び降りて自力で脱出し、警察に保護された。監禁中、少年は何度も棒や銃で殴られた上、プラスチックの袋を溶かしたもので全身にやけどさせられた。犯人の一人は逮捕され、警察は残り二人の行方と犯行の動機を捜査中。
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 首都圏市民警備員(GCM)による銃器類回収業務の開始をバストス法相とセーラサンパウロ市長が発表した。セー広場で十四日、サンパウロ市長出席のもと回収所の開設式が行われた。サンパウロ市内では六カ所で開設される。銃器の回収はこれまで連邦政府と州政府に限られていた。現在まで回収で支払われた金額は二十七万レアル。回収は年中無休、午前九時から午後五時まで受け付ける。