2月11日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】リオ市のサプカイ・サンバ会場で二日間にわたり繰り広げられた一部リーグ十四チームによるパレードの競艶は審査の結果、四千五百人の大陣容で最終日の「大トリ」を務めたベイジャ・フロールが栄冠を手にした。同チームはこれで三年連続の優勝を果たした。
同チームは四百点満点のうち三百九十九・四点を獲得した。準優勝はウニドス・ダ・チジュッカでこちらも二年連続、得点は三百九十九・三点とわずか〇・一ポイント差で、遜色がないことを見せつけた。三位はグランデ・リオ(三百九十八・六点)、四位はインペラトリス(三百九十八・五点)とこれまた〇・一ポイント差の接戦だった。車の事故などで不評だった名門ポルテラは二部落ちが心配されたが、十三位にとどまり、最下位のトラジソンが二部リーグの優勝チームと入れ替えとなる。
優勝したベイジャ・フロールの本部には収容定員一万五千人の所に二万人が祝いにかけつけた。本部では二万個の缶ビールを用意していたが、アットいう間になくなり、サンバよりビールを追い求める群衆で混乱した。昨年は五万個を用意したという。