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新年号の特集はエネルギー論議=『実業のブラジル』

2月5日(土)

 経済情報月刊誌『実業のブラジル』二〇〇五年新年号が発売されている。
 伯産アルコールの日本への輸出をめぐる、専門各氏による突っ込んだエネルギー議論を含む座談会が巻頭特集を飾り、読み応えのある内容となっている。
 また、ブラジルを世界戦略最重要拠点ととらえる味の素グローバルネットワークについて、昨年味の素インテルアメリカーナの社長に就任した酒井芳彦氏が語っている。同氏はペルー駐在中、一九九六年十二月に起きたトゥパク・アマル革命運動(MRTA)による日本大使公邸人質事件に遭遇し、百二十七日間監禁された経歴を持つという。
 そのほか、「ブラジルとアルゼンチンの関係 総まくり」という記事では、経済関係を主軸に、歴史、社会、サッカーなどを織り交ぜながら興味深い考察が書かれている。興味ある人は日系各書店か、実業のブラジル社(11・3287・8716)まで。