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東西南北

2月4日(金)

 ミナス・ジェライス州ウナイ市で二日間に降った雨量が二・八メートルに達した。雨は一日夜から降り始め、二十時間降り続けた。タンボリル川流域の家屋四百戸が水没し、市民二千八百人は公共施設へ避難した。同州と首都を結ぶ国道二五一号線の橋梁周辺は、水浸しで通行止めになった。そのためトラックは、八十キロの迂回を余儀なくされている。道路警察は水が引いた後、重量車の通行に橋が耐えるかどうか点検する。
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 連邦警察は四日、リオ州北部カンポス市のファベーラで捜査員二百三十人を動員して麻薬密売容疑で三十七人を、ミナス州では資金洗浄の疑いで六人を逮捕した。容疑者らは大麻五百キロ、コカイン三十キロを販売し、約二百五十万レアルを稼いでいた。連警は四カ月前から捜査を続けた末、今回の摘発につなげた。
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 サンパウロ市西部と中心部を結ぶ幹線道路ドウトール・アルナウド大通りの街路樹二十二本が倒木寸前にあると技術研究所(IPT)が報告した。次に危険なのがベーラ・シントラ通りの十九本、トマス・カルバリャル通りの十六本など。調査をしたのは五区で、合計九百十五本が二年以内に倒れるという。四百四十九本は、切り倒す予定。残りは近辺の住民が注意することになった。
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 パラナ州レジ・ビテンクール道で橋が崩落した現場で二日、新たな地滑りが発生、もう一つの橋を通る車線の路肩の一部を削り取った。交通インフラ局(Dnit)は四十五トン以上のトラックの通行禁止を決め、地滑りが続くか雨が再び強まれば、通行止めまたは車線の減少を検討している。カーニバル連休に入れば交通量が増えるため、同局は迂回路の通行を勧めている。