1月21日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】昨年の工業生産の伸び率は十一月末時点で八・三%となり(過去十二カ月間では八・一%)、過去十八年間で最高を記録した。一九八六年のクルザード・プラン実施時の一〇・九%に次ぎ二番目となった。これまでは一九九四年のレアル・プラン実施時の七・六%が二番目だったが、昨年はこれを追い起した。
原動力となったのは自動車生産で、昨年は二百二十万台と、史上最高となった。フォルクスワーゲンは六十八万二千九百台で二〇〇三年対比二四%増、GMは五十六万三千台で八十年の歴史上で初、ダイムラー・クライスラーはトラックとバスを四万九千台生産し、二〇〇三年対比三〇%増とした。バイア州のフォード工場では十九万五千六百台と四一%増を記録した。