1月11日(火)
ふるさと巡りの思い出で盛り上がろう――。ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は二十日正午から、昨年九月に実施した「移民のふるさと巡り」の報告書の配布を兼ねた懇親会を開催する。報告書は無料だが、懇親会の会費が十レアルとなる。会場はサンパウロ市パライーゾ区トマス・デ・カルヴァリャウ街184の石川県人会館。メトロのパライーゾ駅から徒歩三分。
二十回目となったふるさと巡りは、マカパーやベレン、マナウスなどアマゾン地域を中心とした行程で、約九十人が参加。各地の日系人居住地などで法要を行うなど交流を深めた。
全六十ページからなる報告書の企画・作成は伊東信比古さんが担当した。旅の思い出を振り返る各地のカラー写真や旅行中の詳細な報告が掲載されている。さらに同行取材したニッケイ新聞の深沢正雪記者による連載「赤道の4都市へ」(全十七回)も転載。濃密な内容となっている。
当日参加できない人は、県連事務所で報告書を受け取ることも出来る。時間は平日午前九時から午後六時まで。
懇親会に参加する場合は、食事の準備の関係もあり、事前に県連へ連絡が必要。申し込み・問い合わせは(11・3277・8569)へ。