1月4日(火)
サンパウロ州カショエイラ・パウリスタ市の送電所でセンサーが異常始動して送電がストップし、リオデジャネイロ州とエスピリト・サント州全域が一日午後六時半から一時間半にわたって停電、両州は混乱した。鉱動省は三日に関係者を招集し、送電システムの欠陥について調査を開始する。電力公社のフルナ管区責任者は、直ちに再送電できたが念のために再点検を行い、そのため停電したと説明した。
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ペルナンブッコ州ペトロリーナ市からサンパウロ市へ向かっていたゴンチージョ社の長距離バスが一日未明、ミナス州ポウゾ・アレグレ市近くで濃霧のため橋の欄干に衝突、サプカイ川に転落した。乗客のうち八人が溺死、五人が負傷、乗客の一部は窓ガラスを割り、泳いでバスから脱出した。バスはクレーン二台を使って川から引き揚げられた。警察によると、現場付近で過去に同じような事故は発生していないという。
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ブラジル人の少女(11)が二十四日夜、米国フロリダ州にあるディズニーワールドで、ジェットコースターを降りた直後に倒れ、病院に運ばれたが死亡した。少女は両親といっしょに三度、同じコースターに乗っていた。少女は呼吸器系の疾患を抱えており、それが死につながったとみられる。警察は施設側の責任はないとしている。
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世界最強クラブの監督にルシェンブルゴ就任―。サッカーのスペイン一部リーグのレアル・マドリッドは十二月三十日、先日サントスとの契約を更新したばかりのヴァンデルレイ・ルシェンブルゴの監督就任を発表した。ロナウドやジダンら世界最強の面子を誇ることから「銀河系軍団」とさえ呼ばれるレアルだが、昨季無冠に終わった上に今季も現在五位と低迷。ブラジル最高の監督として知られる、ルシェンブルゴに白羽の矢を立てた。契約期間は一年半となる。