13日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、今月1日に行なわれたジウマ大統領の再選に抗議するデモに反対するデモが行なわれた。1日のデモには3千人の人が集まったが、今回のデモの主導者はホームレス労働者運動(MTST)で、約1万人が集まった。このデモには中央労組(CUT)や急進左派政党の社会主義自由党(PSOL)の旗を持った人たちも参加し、サンパウロ美術館(MASP)からアウグスタ通りまでを行進した。参加者の中には、PSOLからの大統領候補で、一次投票で4位に入ったルシアナ・ジェンロ氏の姿も見られた。きょう15日は同じ場所で、ジウマ政権に反対のデモがある。
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ブラジル文学界の栄誉であるジャブチ賞を2度受賞した詩人のマノエル・デ・バロス氏が13日、多臓器不全のため、南マット・グロッソ州カンポ・グランデで死去した。97歳だった。30年代に詩人としてのデビューを飾ったがこの頃は国外を放浪し続け、60年代に南マット・グロッソに帰郷。人気風刺作家のミロール・フェルナンデスらによって評価されたことで、60歳を超えた80年代から全国的に知名度があがった大器晩成型の詩人だった。
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明日16日、サッカーの全国選手権でパルメイラスとサンパウロのクラシコ(伝統カード)が行なわれるが、パルメイラスは、その次の試合となる19日に新本拠地となるアリアンツ・パルケで、こけら落としとなる試合を行なう。19日の対スポルト戦のチケット販売は優先会員向けが昨日から、一般客への発売は17日からだが、争奪戦は必至だ。
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