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郵便局のサンタ25周年=希望者は12月16日まで

 サンパウロ市で13日、第25回目〃郵便局のサンタ・キャンペーン〃が始まった。アジェンシア・ブラジルなどによると、サンパウロ市のキャンペーンは12月16日まで。サンタ役を希望する人は大サンパウロ市圏内130カ所の郵便局で子供からの手紙を選び、贈り物は郵便局が無料で本人に届ける仕組みだ。
 全国で最も早くサンタの手に届いたのは、ローラースケートを希望する6歳のイザベレ・ドス・サントスちゃんの手紙だった。お父さんとお母さん、先生が大好きで、とても従順で優しい子と記した手紙は、「今年1年良い子でいたから、この願いを叶えて欲しい」と結んでいる。
 大サンパウロ市圏では昨年、20万通の手紙が届き、5万人以上の子供達に贈り物が届いた。全国では50万人の子供の願いが叶えられたという。希望の品は人形やビデオゲーム、自転車、文房具、衣類、抱擁、コンピューター、携帯電話、電気機器など。お母さんに仕事をとか、家族のために基礎食料品セットをといった要求もあるという。