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世界最優秀選手に=ロナウジーニョ・ガウーショ

12月22日(水)

 脈々と続く「R」の系譜―。国際サッカー連盟(FIFA)は二十日、今年度の世界最優秀選手にブラジル代表でバルセロナ(スペイン)に所属するロナウジーニョ・ガウーショを選出した。フランスのアンリ、ウクライナのシェフチェンコを抑えての初受賞でブラジル人では四人目。
 一九九一年に創設され、世界各国の代表チーム監督による投票で決まるもので、ブラジル人は九四年のロマーリオを始めに、ロナウドとリヴァウドが受賞。また興味深いことに全員がバルセロナに所属経験を持つ頭文字「R」の選手。
 今季、バルセロナに移籍したロナウジーニョはそのテクニックで地元ファンだけでなく、全世界を魅了。投票結果は六百二十票で五百五十二票のアンリ、二百五十三表のシェフチェンコに差を付けた。ロナウドとジダン(フランス)がそれぞれ最多の三度の受賞。ロナウジーニョは「ここ(授賞式)に何度でも戻って来たいという意欲が湧いた」とさらなる活躍を誓った。