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東西南北

12月18日(土)

 PTの上議連が最低賃金を一月から二百九十レアルで執行するように、ルーラ大統領へ進言した。五月には、三百レアルへ上げるという案。同案は労働者から大きな歓迎を受け、大衆効果抜群だという。大統領は乗り気だが、財政難で窮している地方自治体や労組の意見を聞いてから返答すると答えた。その後、パロッシ財務相と予算獲得で一戦を交えるらしい。
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 カンピーナス市のヴィラコポス空港で十四日に国際線が十九年ぶりに再開された。行き先はフランクフルト、ブエノスアイレス、パリ。同空港は一日に二十三便が発着し、今年は十一月までに約六十二万人が利用した。二〇〇五年に利用客は八%、国際線の便数は一二%増える見通し。
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 クリチーバ市で十六日に、各階が別個に三百六十度回転するマンションがお目見えした。眺望を売り物にした回転レストランはすでにあるが、マンションは世界初という。一つの階を占める一戸の面積は二百八十七平方メートル、値段は三十万ドル。回転は一周一時間かけてゆっくりと。声で命令することで、照明やエアコン、回転をコントロールできる。
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 クリスマスが近づき、イルミネーションの飾り付けが街路樹を使って大々的に行われている。観光バスによる市内巡り(五レアル)の企画もある。ちなみにお薦めは、バンク・ボストン(ファリア・リーマ大通り)、イジエノポリス大通り、イグアテミ・ショッピングセンター、イビラプエラ公園。ノルマンジア通り、ラモス・デ・アゼベード広場など。