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佐竹弘さん逝去=野球振興に貢献

12月11日(土)

 ニッケイ新聞や日伯毎日新聞の代理人を十数年務めたマリリア市の佐竹弘さん(東京都出身)が一日午後十一時五十分頃、神経の病気のために同市のサンタカーザ病院でなくなった。享年八十歳だった。
 一九三三年頃移住して以来、マリリアに住み続け、パウリスタ線選抜野球チームの名キャッチャーとしてならし、選手を退いた後も審判などをして野球界に貢献を続けた。パウリスタ野球連盟などから功労表彰もされている。
 葬儀は同市営墓地のヴェローリオで二日午後四時から行われ、遺族や友人らが集まって故人の遺徳を偲んだ。