人妻の40%が不倫経験=夫婦倦怠期によろめく=良心の呵責は初回直前だけ
12月8日(水)
【ヴェージャ誌】統計によると、既婚女性の四〇%が不倫の経験を持っているという。性格的に欠陥のある夫と結婚した女性にとって、余生をひたすら耐え続けるのか、ほのかなはけ口を求めるのか、どちらが罪かが問われている。
そんな時必ず近くに、慰め励ましてくれる誰かがいる。そして成るべくして成る。自然にある所へ到着する。問題はその後だ。男女とも配偶者の不倫には、非常に敏感なものだ。告白して許しを乞うべきか、何も知らないとシラを切り、絶対秘密を守り通すべきか。
不倫後、セックスで配偶者を欺けるかどうかの統計では男性の方が有利だ。男性はバレても悪びれる様子はなく、閨事を平気でしゃべる。妻の下手な性交を批判する。女性は身が縮む思いで隠す。せいぜい信用できる友人や不倫体験者に告白して、心の重荷を軽減するのが精一杯という。
既婚女性の不倫相手が誰かを調べてみた。サンパウロ市とリオ市、レシフェ市で二十歳から六十歳の女性五千人に質問した。絶対秘密を条件にすると彼女らは堰を切ったように告白した。
不倫の理由は結婚生活の空虚感。流れに乗せられ抵抗しきれずズルズルと引きずり込まれ、気が付いたら不倫をしていた。据え膳だったなど。経緯では熱烈な情愛はなかった。単なる男女の間柄だったようだ。不倫相手は友人や昔の恋人、かかり付けの医師、歯科医、子供の小児科医、高級男性ホストなど。
関係を持った中流階級以上の女性は、少しは後ろ目たさを感じたと告白。また、不倫直後は刺激となって夫との性交渉をむさぼったという。夫も上手にリードするので不倫の熱は冷めたという証言もあった。
セックスは、男性よりも女性にとって重要な儀式だ。男性が単なる自分の生理処理ではなく、マジメにセックスをして欲しいと女性は願っている。ひどいのになると煙草をくわえ、仕事のことを考えながらセックスをする。女性も癪に障ってテレビを見ながら、また不倫相手を追憶しながら応じる。
産婦人科医の調査によれば既婚女性の七〇%が、夫とのセックスに不満を感じている。専業主婦で家庭に縛られている女性よりも、OLの女性は婚外交渉のチャンスに囲まれている。会社内でも男性と海外勤務や出張などで、同僚と関係を持つのは珍しくない。
学会や専門家の会議にグループ参加すると、必ずカップルで投宿する。グループ・セックスはホット・ドッグを食べるような感覚で、良心の呵責なんて死語だ。良心の呵責を感じるのは、初めて体験する不倫の直前だけらしい。