コカイン５００キロ押収＝リオの麻薬組織がサンパウロ州で精製

11月25日（木）

　サンパウロ州警察麻薬捜査課（Ｄｅｎａｒｃ）は二十三日朝、麻薬の精製を行っていた容疑で大サンパウロ市圏エンブ・グアス市にある別荘を摘発、現場にいた夫婦を逮捕し、コカイン約五百キログラムを押収した。
　リオの麻薬組織コマンド・ヴェルメーリョが十五日毎に現場にコカインを持ち込み、精製して売り物にした後、再びリオに送り返していたという。警察は八カ月間電話の盗聴を続け、現場をつきとめた。