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東西南北

10月26日(火)

 サンパウロ市ファリア・リーマ大通りの家賃が米当たり九十レアルで、パウリスタ大通りの八十レアルよりも高騰した。別名サンパウロ市のヒューストンといわれ、ヘッドハンターや投資銀行の活躍舞台となっている。ファリア・リーマ大通りとジュセリーノ・クビチェック大通りと交差した地点が新都心に変貌しつつある。同付近の邸宅や昔馴染みのビア・ガーデンは次々、解体中。
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 雰囲気の斬新さを売り物にするファスト・フードが流行る一方で、古風なたたずまいと気軽さで勝負をするビストローが見直されている。ビストローの語源はロシア語でファスト・フード。フランスでは一八一五年、パリーを占領したロシア軍の注文に応じた料理からこの名が付いた。ブラジルへ上陸してからワイン付きの軽食、肉と野菜の煮込みやオムレツ、スープ、パイなどのプラス・アルファーが付く。
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 サンパウロ市で〇三年、暴走族によってはねられ犯人が上がらない被害者が、七千十七人おり内四百五十八人は死亡した。三千六百七十八人は、身体障害者になった。交通技術局(CET)の調査によれば、自動車が八十キロメートル/一時間当たりの速度ではねたら、被害者はほぼ絶命。六十キロなら、被害者の七〇%が死亡。四十キロなら一五%死亡とされる。
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 四州にまたがり十か月間に六銀行で二億四千万レアルを着服した一味六十三人が、逮捕された。一味は暗証番号を盗み取るプログラマーをトップに、プログラムの応用係と操作管理プログラマーから構成されていた。その下に配達人という被害者と接触する送信人がいた。その後は盗み取った預金を洗浄する係と預かるラランジャ多数がいた。名義賃貸料は月百から五百レアル。一日のEメール交信数は、三万回。