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獄中で再選果たす=殺人委託容疑の前市長を釈放

10月8日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ミナス州北西部ウナイー市ブラジリアから百八○キロの現市長が獄中で再選を果した。再選されたのはマニカ現市長で、八月に四人の殺人を委託したかどで逮捕されていた。選挙法により、当選が決った時点で釈放の身となった。同市長の支持は圧倒的で、町中あけての釈放パレードとなった。刑務所から同市に凱旋(?)してきた同市長を迎えるため商店などは臨時休業をした。同市長を乗せた飛行機は、待ち構えていた市民が滑走路にあふれ、着陸できずに上空を三回旋回する有様に。同市長は夜、全市民にシュラスコを振るまった。
 今年一月に同市で労働監督官ら四人が殺害された事件で、同市長が殺し屋を雇って殺害したとの容疑で逮捕された。同市長は地域の一大農場主で監督官が罰金を示唆したのを根にもったと見られている。