厚生労働省の「長寿番付」によれば、日本国内で百歳を超えるお年寄りが今月末で二万三千三十八人と、新記録を更新するという。男性は三千五百二十三人なのに対し、女性は一万九千五百十五人と約八五%を占める。
都道府県別に人口十万人あたりの百歳以上の人数をみると、やはり沖縄がトップで、高知、島根、熊本と西日本勢が続く。逆に、少ないのは関東以北の埼玉、青森、千葉の順だそう。最高齢は、今年八月に百十四歳を迎えた小山ウラさん(福岡県飯塚市)。
一方、ブラジルで百歳以上は、地理統計院の〇〇年国勢調査によれば約二万四千五百人もおり、実は日本より多い。もちろん人口の多さもあるが、ちょっと意外な数字? 日系人の長寿傾向がそれを下支えしているのは確かだろう。 (深)
04/09/15