9月9日(木)
【カンポグランデ、南マ州】四日午後九時、カンポグランデ日伯文化体育協会の会館前に停まった大型バスに、白ティーシャツ・白ズボン姿の女性が次々と乗り込んだ。
同協会婦人会三十四名が年に一度の慰安旅行に向かうところだった。白いティーシャツは胸に「AECNB、FUJINKAI、CAMPO GRANDE」の文字を入れたお揃いだ。
婦人会は、一年間の各行事で手作りの寿司、まんじゅうを販売し、収益をあげてきた。会員一人一人の旅費の半額を同収益金で負担し、アチバイア「花といちご祭り」、ノーヴァ・オリンピア、リンスの温泉などを約一週間で回る。
会長の井手玲子さんは「年に一度の婦人会での旅行。変わったところへみんなで行くようにしています」と話した。(大国美加記者)