「日本の不登校児童をブラジルで受け入れたらどうでしょう」。高齢化の進む日本の将来を思って、ある知人がそんな構想を打ち出した。
「狭い日本で社会復帰出来ると思いますか?この広いブラジルで伸び伸び生活させたら、絶対にうまくいくはず」
有料で約一年の期間を予定。郊外の農場で、野菜などを栽培して半自給自足の暮らしを体験させるのが計画案だ。既に候補地もあるという。
先月、私用を兼ねて、訪日。関東地方の施設を見てまわり、子供達の送り出しについて、意見を交わした。日本側から、前向きに検討してみると返答をもらった。
「一人でも二人でも希望者がいれば、すぐにでもスタートさせたい」と張り切っている。あとは、ブラジル側に賛同者が集まることだ。(古)
04/08/19