百周年祭典協会が一口一万ドルの募金を始めた。一万ドルといえば三万レアル超、地方なら一軒家が買える。しかも、五百口だ。コロニア史上かつてない金満キャンペーンとの声も。
もし五百口=五百万ドルが集まっても、実は日伯総合センター総工費七千万ドルの十分の一にもならない。残金をどう調達するのか? もし五百口集まらなかったら? …よく分らない。
つまり、実現性に関する議論が乏しい。それどころか、同センターの一般向け説明会は一度も開かれたことがない。説明なし、議論なし、大金はほしい――。
もちろん、うまく行くかもしれない。黙って見ていれば良いという声もあるだろう。みなさんのご意見をぜひ編集部(11・3208・3877)まで。 (深)
04/08/11