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東西南北

7月30日(金)

  ピアウイ州バーラス、バターリャ、ピラクルカ三市の上空で二十八日、未確認飛行物体(UFO)が爆発。テレジーナ市まで聞こえる大音響が鳴り響き、閃光を放った。付近一帯に破片が飛び散り、地面に穴が開き家屋が破損したので住民はパニック状態に。しかし、負傷者はなかった。当局はサテライト(人工衛星)とみている。空港公社は付近を飛行中の旅客機から、未確認物体爆発の報告を受信していた。
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 公務執行妨害の容疑で二十七日夕方に逮捕されたラップグループのヴォーカリスト、ソアレス・ペレイラ(通称マノ・ブラウン、34)容疑者が、七時間後の二十八日未明に釈放され、ファン約五十人に出迎えられた。保釈金は六十レアル。同容疑者はイタペセリカ道を運転中、軍警に挙動不審者とみなされ停車命令を受けたが、無視して自宅に戻ったところを逮捕された。逮捕後友人のスプリシ上議が警察に駆けつけ、若者に麻薬をやめるよう訴えている同容疑者を擁護した。
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 一九八〇年から二〇〇三年の間に私立高校の全体に占める割合は、四六・五%から一二・四%に低下した。逆に公立高校の生徒数は八〇年の百五十万人から〇三年には七百九十万人へと大幅に増加した。しかし高校進学率は三三%とまだ低く、公立、私立校の増設が強く求められている。
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 八月一日から実施予定だった、高齢者二人までの州間長距離バス、鉄道、船舶への無料乗車(乗船)サービスは、中止となった。連邦令によれば、恩典供与はその裏付けとなる所得証明の明示が義務付けられている。今回その裏付けが、不明瞭とされた。運輸企業は、無料サービスの代償として二最低賃金の補償を要求、または無料サービスではなく、高齢者への半額割引を提案していた。