7月29日(木)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】ミナス州ウナィー市で一月二十八日に発生した行政監督官四人の殺人事件を調査していた連警は二十七日、殺人を命じた二人を殺人教唆の罪で逮捕、起訴する方針を固めた。
同市ウナィー州道でちょうど半年前の一月二十八日午前八時頃、同州の行政監督官四人が頭部をピストルで射たれ死亡した。同市警と連警は犯人六人を逮捕した。その後の取り調べで、犯人らは実行犯で、裏で殺人を命じた人物がいることが判明、捜査が続けられた後、同市内在住で農場主のマニカ容疑者と運搬業のピメンタ容疑者が逮捕された。
マニカ容疑者は監督官に高額な罰金を科せられたことを恨んで殺人を教唆、ピメンタ容疑者が段取りを整えたという。実行犯は取り調べに対し、殺害目標は一人、謝礼は二万五千レアルだったが、四人一緒だったため倍額の五万レアルで全員殺害するよう指示されたと供述した。警察ではマニカ容疑者のほかに殺人教唆に加担した人物がいるか捜査中。