7月28日(水)
市教育局のビルに二十六日深夜、六人の武装した覆面強盗が侵入しコンピューター部品を盗んで逃走した。被害にあったのは八十五個のスイッチ(コンピューターとネットを接続する部品)で、被害総額は二十五万五千レアルに上る。この部品は輸入品でも最も高価なものの一つ。DVD、ビデオ、二十九インチテレビには目もくれなかったことから、犯人らは専門知識を有するとみられている。六人の警備員は軽傷ですんだ。
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ジュンジアイ市の工場襲撃のため機関銃や自動小銃で武装した六人組が二十六日、バンデイランテス国道二十八キロ地点のガソリン・スタンドで打ち合わせのため停車したところを逮捕された。一週間前に犯行計画は察知され、軍警四十人がスタンドで待機。主犯のビーニョは、オザスコを根城に積み荷強盗を繰り返し、〇二年以後カラピクイバ署に指名手配されていた。どの工場を襲撃する計画だったかは不明。
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マット・グロッソ・ド・スル州の連邦警察は二十五日未明、大麻四十キロをイスや車体に隠して運搬していたマイクロバスを摘発し、運転手と国際麻薬組織のメンバー四人を逮捕した。このバスはサンパウロ市の通学プログラムで使用されるスクールバスで、麻薬運搬をカモフラージュしていた。同メンバーらはパラグアイで麻薬を仕入れ、サンパウロ市で密売するつもりだった。
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今月十五日に始まった銃器回収キャンペーンだが、百レアルから三百レアルの買い取り金を得るため、木材、鉄パイプ、ネジなど簡単に手に入る材料で銃を作って持ち込む人がいることが判明。撃てるかどうかは未確認だが、見た目は銃そのもの。逆に市価五千レアルとみられるワルサ―9ミリなど、希少なモデルを提出する人も登場している。