7月21日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ブラジルは二十年後の二〇二五年に、六十歳以上の高齢者が三千二百万人になるという国連の調査結果がある。世界ランクでは、六番目の老人大国だという。
そこで注目は、高齢者向けの若者志向ビジネスだ。若者気分にさせるファッション、軽快なスポーツ、若者志向の指導、老化防止体操、老化防止の料理教室や健康管理、ボケ防止教室、ボケ防止グッズなどが、益々盛況を呈している。
老化防止やボケ防止なら、なるべく早く五十歳から始めてもよい。高齢者用のサイバーカフェーやドミノ教室、アスレチック・クラブもある。入場は無料だが若者志向のグッズとファッションで満たされ、雰囲気が高齢者を若返らせる。会員は日々、増えている。