サンジョアキン街に建築中の四棟立てコンドミニオの斜め前には、もうじきイナグラソンをしそうな、台湾系コミュニティによる客家センターの威容がそびえる。もう少し上がったタグア街との角にはホテル組合ビルが十年越しに完成しようとしている。
ガルボン・ブエノ街とタマンダレー街の角にはクルゼイロ・ド・スル大学が新設され、シケイラ・カンポス街の裏にはウニノーヴィ大学が建築中だ。もちろん、メトロのサンジョアキン駅付近のリベルダーデ通りやタグア街にはFMUの校舎がずらり。
ここは東洋人街であると同時に学生街、組合街でもある。どんどん新しくなるのは結構だが、日に日に日系色が薄くなるのだけは少し哀しい。そういえば鳥居だけは新しくなったが…。 (深)
04/07/21