7月15日(木)
ベロ・オリゾンテ市でマルシオ・シウヴァ君(13)は深さ十メートルの穴に落ち、九日後の十三日に救出された。マルシオ君は空き地で遊んでいたが、基礎工事のために掘ったボーリング溝に誤って落ちた。家族はチラシや横断幕を張り、彼を探した。チラシを見た人が、空き地に一人で遊びに入った同君を見たと通知、家族は穴に綱を降ろし、マルシオ君を救出した。
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ブラジル銀行が十二日と十三日、三十二時間の間に三支店を襲撃された。最初はプライア・グランデのスーパーにある同銀行支店を三人組が襲い、現金の入った軽金庫を持ち去った。続いてサンパウロ市レメジオ区のスーパーの支店に六人組が襲い、従業員と警備員を人質にした。最後にサントアンドレのショッピング・センター内の支店が襲われた。どのケースも犯人は捕まっていない。
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サンパウロ市市警は十三日、地下鉄車内でカップルを襲い、所持品を奪った容疑で男二人を逮捕した。二人はカランジルー駅を出たところ、海賊製品を取り締まる警官らに遭遇。外国有名ブランドの女性用バッグを手にしていたことから、警官らは二人を不審に思い、職務質問をしようとした時に逃げ出した二人を取り押さえた。うち一人は刑務所脱走犯だった。
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リオ州議会は二つの委員会で、同性愛者が自発的に異性愛者に変わるよう支援するプログラムの創設を定めた条例案を承認した。同案の起草者はアセンブレイア・デ・デウス教会の牧師でもあるフォンセッカ議員。社会的認知が広まっているとはいえ、同性愛は人間の本性がゆがんだものというのが起草理由。同性愛者の団体は代表者を検察庁に派遣し、同案の合憲性を確認する。