7月7日(水)
岸川ダンス・アカデミーの創立十一周年記念ダンス・フェスチバルが、去る六月二十日、佐賀県人会会館で行われた。二百人近いダンス・ファンが集い、終日、ダンスを楽しみ、生徒たちのデモンストレーションを鑑賞した。
生徒発表会では例年のように、インターナショナル・ボールルーム・ダンス全十種目、アルゼンチン・タンゴと合わせて十一種目が次々展開された。インターナショナル・ボールルーム・ダンスは、IDTA(国際ダンス教師協会)で制定された十種目の正式科目で、世界中に普及されており、世界的に競技会が開かれている。
四年間で十種目を習得し、今年中等科を終了した坂和恵美子さんは、五種目の多彩なステップを披露、また入門わずか半年のマコーミック・さと子さんも五種目のデモンストレーションを行った。
岸川吉朗教師は「発表会がブラジルのダンス技術のレベルアップに役だって嬉しい。また生徒が目標に向かって邁進する姿に感動を覚える」と閉会式で述べた。