6月26日(土)
聖母婦人会(名波ひろみ会長)は恒例のバザーを七月四日午前九時から、ジョン・メンデス広場のサンゴンサーロ教会で開催する。
バザーはこれまでに四十回以上続き、二十三日にポ語版の伝記が出版された渡辺マルガリータさんが始めたことで知られる。
名物の福神漬けに使われるゴボウ、レンコン以外の野菜は寄付でまかなわれている。その量は一千キロ以上になるという。三日間塩漬けにし一週間近くかけて作られる。五百グラム当り七レアルで売られる。
当日は手打ちうどん、寿司などの料理、シュラスコも楽しめる。また、会員による刺繍入りエプロンなどの手芸品も購入できる。
バザーで得た利益は全額、憩いの園、希望の家、ガン・センター等に寄付されるという。
来社した同会の内木ふみさん(91)は「ブラジルは行政による福祉がないので、自分たちでやるしかない」と語り、「バザーの趣旨に賛同して一人でも多くの方に参加頂きたい」と来場を呼びかけた。
問い合わせは11・3208・9471(名波さん)まで。